山と川に挟まれた土地にUターンしてから7ヶ月が経ちました。
雨の日の帰り道で鹿に会ったり外飼の猫の餌を憮然と食べまくるハクビシンを見たり、先日はお隣の畑を荒らしてうちの敷地を通って山に帰る子連れ猿を見ました。
なんと自然豊かな場所なのかと実感しています。
さてそんな場所ではありますが高台に建つこの場所からの西側の眺めはちよっと自慢できる光景が見られます。
こんな住みづらい場所に家を建てた父の思いが凝縮されている気がする景色です。
その景色を見ながらゆっくりコーヒーや食事をして焚き火やキャンプまで出来る庭を作りたいなと考え始めましていよいよ着工しました。素人DIYですがDIYYouTubeチャンネルを色々見て勉強しながらとにかく楽しみながら進めて行きたいと思います。
まずは石積ブロックの上からの傾斜部分に土が落ちないように土留作業をしました。ベースにコンクリート打って会社からもらってきたコンクリートブロックをモルタルで並べました。
水平を出す作業はハンマーと水平器を使いながら地道な作業を頑張りました。
もしよければ参考にしてください
土留めブロック並べ
- 杉板1×4(厚み約2センチ幅約9センチ)長さ1820cm9枚で1500円位でした。
- インスタントコンクリート25キロ3体
- インスタントモルタル3体
- ハイモルエマルジョン
- 6号砕石4体
- 水糸(直線や水平を出す時に目印に使うピンクや黄色の糸)
- 杭4本
- 水平器
- ハンマー
- スコップ
- 一輪車
- コテ
- 鉄筋4本(迷ったのですが私は入れませんでした)
- ビスとドライバー
これはブロックを仮置きした時の写真です。ブロックの下には砕石を引いてあります。地盤の強度やコンクリートの沈下防止高さの調整にも役立ちました。
1.まず真っ直ぐに土を掘るために水糸を張る丁張りを立てました
写真奥と写ってませんが写真手前の2箇所に杭2本と4分の1に切った杉板を電動ドライバーで組み合わせ立てます。幅は適当です。高さは水平を取らなければならないので片方の高さに合うように水糸を張って水平器で合わせて面倒くさい作業をしました。
2.そして土を掘ります
私は適当な深さと幅で掘りましたがブロックの土に埋まる高さ+モルタルの厚み+コンクリートベースの高さ+砕石の厚みになるくらい掘ります。ある程度水平になるようにならしながら掘ると良いと思います。
そして掘った溝をブロックやレンガなどで叩いて固めます。ふかふかだとコンクリートを打ったあと沈下してしまう可能性があるからです。
3.杉板を使って枠を立てます。
水糸を頼りに杉板を立てて行きます。杉板の外側と内側に鉄筋や棒、ペグなどを使って倒れないように固定します。
片方を立てたら私はブロックを仮置きしてもう片方はブロックが入る位置で杉板を立てました。
4.砕石をすく。
この時私は全体が同じ高さになるよう水糸を頼りに高さを測りながらなら砕石を枠の中にすいていきました。そしてまたレンガやブロックで叩き再度高さの調整を行いました。
5.インスタントコンクリートを一輪車に入れ少しずつ水を入れてスコップで混ぜ、固さを調整します。私はカサ増しで20キロ入6号砕石を半分入れ混ぜました。インスタントコンクリート2体+6号砕石1体で一輪車一台分でした。
6.コンクリートを打つ
スコップで枠の中に練ったコンクリートを入れていきます。私は高さ5センチ位に決めて水糸の位置とコンクリートの表面の高さを均一にするように杉板に印をつけて、杉板の印と水糸の高さを合わせて杉板の底面がコンクリート表面にくっつけばOKという具合でメジャー代わりに使いました。コンクリートを入れコテでならし杉板で測り高さを調整の繰り返しをして打ちました。
本来ならコンクリートを高さ2または3センチ位入れてならして鉄筋棒を平行に2本並べ入れその上からまたコンクリートを重ねて入れてならします。コンクリートの引っ張り力への弱さを鉄筋の引っ張り力の強さが補って、鉄筋の圧縮力の弱さをコンクリートの圧縮力の強さが補うことで強化されるそうです。これが鉄筋コンクリートです。が私は後々変更したくなった時に壊せるように鉄筋は入れずに打ちました。ただやはり、ベースコンクリートが分断されてしまう可能性は拭えませんが。
ここまでで一日目は終了です。
コンクリートが固まるまでブロックは乗せられません。
梅雨時期にかかってしまったので数日雨のために作業は出来ませんでした。
2日目作業
1.ハイモルエマルジョンを塗る
晴れた日を利用して固まったコンクリートの上に水で薄めたハイモルエマルジョンをハケで塗りました。分量はハイモルエマルジョンの容器に表記してあります。
2.乾くのを待ちます。
ハイモルエマルジョンは乾いてからとの表記ですので半日ほど乾かしたほうが良さそうです。
3,ブロックを水に浸す
ブロックのモルタルの接地面を、水に浸しておく事によってモルタルがくっつきやすくなります。私はバケツに水を入れてブロックを2、3個浸けておいて1つ取り出したら1つ浸すを繰り返しました。
4.モルタルを練る
一輪車にインスタントモルタルを入れ水を少量ずつ入れて硬めに練ります。
私はブロックを山をイメージして高さに凹凸を出したかったのでモルタルを硬めに練り、ブロックを高くしたい時はモルタルを厚めにすいてブロックを乗せる。低くしたいときは薄めにモルタルをすくようにして凹凸を出しました。ブロックを均一の高さにしたいときはモルタルを緩く練っても良いと思います。
5.モルタルの上にブロックを乗せていく
ブロックの底にモルタルを塗ってベースコンクリートの上に置いていく方もいらっしゃいますが、私はベースコンクリートの上にモルタルをコテを使って乗せその上に水に浸しておいたブロックを乗せブロックの上に水平器を置いてハンマーで叩いて水平と高さの調整をしていきました。
ブロックとブロックの間に隙間を作りたいときは杉板や一定の幅の出せる物を挟んで並べていくのが簡単です。
6.並べ終わったら
私は余ったモルタルに水を足し少し緩めにしてからブロックの根本の周りに置いて固定を強力にしておきました。
以上が土留めブロック並べの手順になります。
プロの方がもしこのブログを見ていたら正しい手順やもっと簡単な方法があれば教えて頂きたいです。
私はこのあとブロックに色を塗ろうか考え中です。やりたい事は色々。つぎは東側の梅の木の下のブロック敷を載せたいと思います。
またよろしくお願いします☺️
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